皆さんは決まった時間に起きるためにどんな工夫をされていますか?
目覚まし時計を使って起きる人は多いのではないでしょうか。特にスマートフォンが普及してから、一層アラーム機能を使っている人が多いとが思いますが、目覚ましをかけてもなかなか起きることができない方も多いと思います。
今では様々な機能の付いた目覚まし時計がありますが、最近、密かに光目覚まし時計が話題になっています。
光の目覚まし時計とは
光目覚まし時計とは、起床の時刻に合わせて音ではなく光を発し始めます。徐々に強くなっていく光を目で感知することで、まるで朝日を浴びて自然にスッキリ起きることができるというモノです。
この光というのは、主にLEDが使われています。LED照明は様々な方式での調光(光の明るさを段階的に調節できる機能)が可能なため、多種類の製品に利用されています。
その中で、部屋全体を調光する製品としてLEDシーリングライトというモノがあります。この機能の中には、目覚めだけでなく、眠りにつくための明かりまでを装備した製品まで販売されているそうです。また調色と言って色まで変化させるモノまであります。
光に効果があるとされる理由
音で起きることとどんな違いがあるのでしょうか。光が良いとされるのには理由があります。
それは人の覚醒がされるのは朝の光が関係しているからです。そうであれば、この基本の原則にを元にすれば音の刺激より光の刺激のほうが自然の法則に適っているということがわかります。
朝、光を浴びる効果として、
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この効果を得ることにより、スッキリ起きられるようになります。
これには、毎日朝太陽の光を浴びればいいのですが、なかなかそうはいかない人もいるでしょう。天気が悪い日や寝坊してしまった時、平日は光を浴びていても、休みの日になると部屋にいることが多くて光を浴びなければ生活リズムは崩れてしまいます。
また他にも、
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こうしたことを解消する鍵の一つが光というわけです。
そこで、毎日確実に光を浴びることでき、きちんと光の効果を得られて、規則正しくスッキリ起きられる手助けをしてくれることで、光目覚まし時計が話題になっています。
照度を確認する
ただ、注意しておきたいのは一口に光っと言っても、照度も関係があります。
朝、少なくとも2,500ルクス以上の光を浴びることで、目覚めを促進させます。この2,500ルクスと言われてもピンとこないですよね。
およそですが、
一般住宅の照明 | 700ルクス |
オフィスの照明 | 1,000ルクス |
晴れた日の室内 | 2,500ルクス |
雨の日の屋外 | 5,000ルクス |
曇りの日の屋外 | 10,000ルクス |
晴れた日の屋外 | 10,0000ルクス |
これを見ていただくと、室内の照明では2,500ルクス以上の光を浴びることが難しいことがわかります。
上記で伝えた光の効果を得るには、最低でも2,500以上の光を発する光目覚まし時計を選んでください。市販されている光目覚まし時計は数百ルクスのものが多いので確認が必要です。
・光目覚ましinti4(起立性調節障害)
この光目覚まし時計は最大20,000ルクスの明るさで、30cm離れた場所からでも2,500ルクスです。照度に関しては市販されているもの中で、もっとも高いものの一つです。
光だけで本当に起きれるのか
1回目からきちんと起きられる人も結構いるみたいですが、慣れが必要みたいです。そんな人には音や振動付きのモノがあるので併用しながら、徐々に慣らしていけば起きられるようになるみたいです。
効果を実感するまで
ここまで光で起きる効果を伝えてきましたが、実感するまである程度時間がかかることもあります。
使い始めてからすぐ実感する人もいれば、3ヶ月かかる人もいます。
その日だけでなく毎日使うことが重要です。
また体内リズムが完全に崩れているのを正すのに高照度光療法の補助器としてこういったモノもあります。
・ブライトライトME+
※こちらを生体リズムの治療として使用する場合は医師と相談しながらにしてください
実際に医療機関や施設でも使われていて30cm以上の距離から10,000ルクスを出せます。こちらはLEDではなく、蛍光管を使用しています。もちろん目覚まし時計の機能もついており、朝の目覚めとして使うことにも適しています。
さいごに
目覚まし時計の音やスマホのアラームでは起きられない、毎日スッキリ起きられるようになりたい、そんな人は是非参考にしてみてください。
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